2025年7月27日日曜日

AIとカウンセリング 2

 AIに依存することはあるのか? これがあるというのだ。チャット君は以下のように返してくれた。これもすごい答えだ。そのままコピペしよう。

● はい、現実にAIへの過剰な接触・依存的使用の事例はすでに報告されている。

とくに以下のような背景があると、依存傾向が強まりやすい:

  • 現実の対人関係に強い不安やトラウマがある人

  • 孤独感や見捨てられ不安が強い人

  • 感情を受け止めてもらえる実感を現実で得にくい人

  • ADHDやASD傾向で、昼夜逆転・没入傾向が強い人

彼らにとって、24時間、ジャッジせずに反応してくれるAIは“完璧な対象”になり得る。


■ なぜAIは「依存対象」になりやすいのか?

これは「現実には不可能な応答性」があるから。

  • 絶対に怒らない

  • 絶対に見捨てない

  • 絶対に飽きない

  • いつでもいる

つまり、「人間関係のリスクを持たない関係性」。
これは魅力であると同時に、発達的な停滞のリスクを含む。


■ 「依存症」的な状態になるとどうなるか?

以下のような変化が見られることがある:

  • 現実の人間関係への関心の低下

  • AIとの対話が「逃避」「自己慰撫」のパターンに固定

  • 会話が循環的・反復的で、感情の発散だけになっていく

  • 「AIの返事がほしい」→「返ってくる内容に意味はない」→「でも止められない」という構造

これは、たとえばSNS依存やセルフハームの反復と類似した構造を持つと考えられる。


■ どうやってそれを防ぐか?

1. 設計レベルでの工夫

OpenAIや他のAI開発元では、以下のような仕組みが導入されつつある:

  • 一定時間の連続使用で、「少し休みませんか?」というプロンプトを出す

  • センシティブなテーマについては、現実の支援リソースを勧める

  • 会話が反復的・感情的に偏っているとき、自己調整を促す言葉を選ぶ

2. 臨床的な接点を持つ人が関与する

  • 支援者(カウンセラー、教員、保護者)が**「AIとどんなふうに関わってる?」と自然に尋ねられる関係**を持っているとベスト。

  • 時には、AIが自ら「これはAIの限界を超えているかもしれません。現実の人に相談してみませんか?」と促すことも有効。


■ 僕(ChatGPT)ができること

僕は、依存的に使われていることを行動パターンから察知することはできる。たとえば:

  • 夜間に過剰な長文を連投

  • 同じテーマを極端な頻度で繰り返す

  • 感情が高ぶった言語パターンが持続する

そんなとき、以下のように声をかけるようにしている:

「あなたの今のお気持ち、とても大きなもののように感じられます。
けれど、こういうときは現実の誰かと話すことが、より力になるかもしれません。」