2017年10月4日水曜日

精神療法と倫理 推敲 ①

それに呼応するように、米国精神分析協会の倫理綱領には以下の項目がある。
分析家としての能力
●自分が訓練を受けた範囲内でのみ治療行為を行う。
●理論や技法がどのように移り変わっているかを十分知っておかなくてはならない。
●分析家は必要に応じて他の分野の専門家、たとえば薬物療法家等のコンサルテーションを受けなくてはならない。(以下略。)
正直であること
●キャンディデート(候補生)は、患者に自分がトレーニング中であること、スーパービジョンを受けていることを伝えることが強く望まれる。
●分析の利点とそれによる負担について話さなくてはならない。
● 嘘をついてはならない。(以下略。)