2017年8月26日土曜日

相転移現象と解離

相転移現象と解離

カオスの淵において問題となるのが相転移現象。よく引き合いに出されるのがH2O。水と氷は化学式は同じでも全くの別物であるが、両方は相転移を介して接している。分子は同じでもその振る舞いが全く異なる。この現象をほうふつされるのが、解離現象である。AからBへの遷移。時には突然、時には両者が入り混じった形で生じる。ちょうど水と氷が別の物質であるように、ABは別の心であるが、ここがしばしば誤解される点である。ABを象徴している。ないしはABを代弁している。ABのふりをしている、と考えられてしまうのである。