2016年2月20日土曜日

So called SP (21) 報酬系と心(12)





Figure 1.
I show a figure that indicates a child’s mind within his/her brain, facing an aggressor who has an internal object of a child.



報酬系と心(12)

世界に棲む私たちは、そこで溢れるほどの情報に対峙する。それは脳の感覚やで情報処理された後に扁桃体に送られる。扁桃体は大脳辺縁系のポータルサイトとでもいう部分で、そこでは、蓄えられた記憶を頼りに、それを避けるか、求めるか、無関心でいるか、という分類をするのだ。情報はそれから下流に流れて、最終的には自律神経系に行き着き、体がいかに反応するかを準備する。たとえば心臓がドキドキしだすとか、汗が出てくるとか。そして扁桃体は、一種のサリエンス・ランドスケープを作る。一種のマップであり、世界の何が自分に欲望を抱かせるか、何がそうでないか、というランドスケープ。

Sarah はブログでオピオイド(アヘンの類)にも触れて、このオピオイドが一種の形状記憶 shape memory を、世代を超えて形成するということにも触れている。妊娠したネズミにストレス(酸素をあまり与えない、など)を与えると、生まれた子供はより多くのオピオイドを消費する。ネズミが生まれて間もないときにストレスを与えると、より多くのオピオイドを摂取するなど。