岡野憲一郎のブログ:気弱な精神科医 Ken Okano. A Blog of an insecure psychiatrist
精神科医が日常的な思いつきを綴ってみる
2014年5月17日土曜日
臨床における「現実」とは何か?(3)
<臨床例>
A
は治療開始時
44
歳、独身の白人男性であり、私が数年間精神分析療法にかかわった人である。
こりゃ、ほとんど以下略、だね。
臨床像
A
は背が高く小太りの中年男性であった。頭髪は豊富で、ひげを伸ばし、清潔ではあるが貧しさの感じられる身なりをしていた。
これ以下も省略。
ともかくも私はここであるケースを出そうとしている。そこでは「現実」の齟齬が生じて、それが一つの治療の転機になったということを示したいのだ。
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