2013年2月4日月曜日

KIPPのこと

昨日は一日、KIPPでの講義に参加をしてきた。KIPPとはKyoto Institute for Psychoanalysis and Psychotherapy のことで、京都にある精神分析協会である。そこに午前中講師として招かれ、午後はディスカッションに参加させていただいた。KIPPでのディスカッションは、型にはまらない自由なものであり、楽しく時間を過ごすことができた。午前中はアーウィン・ホフマンというアメリカの精神分析家についての講義を行なった。私が最も私淑している分析家である。内容はかなりわかりにくいものであったかもしれないが、彼の提唱する「儀式性と自発性の間の弁証法にこそ価値がある」というメッセージはある程度伝えることが出来たのではないかと思う。KIPPは川畑直人先生のリーダーシップの元に非常にまとまった組織で、学びの気運も非常に高いという印象を持った。