2012年2月3日金曜日

心得19.治療者は常に直感とは反対を考えよ

明日は山口県に出張の予定。山口県に降り立つのは生まれて初めてということになる。友人である藤山直樹先生の出身地でもある。

療法家は患者との対話では、常に直感はと反対の発想を持つべきであるというのがこの章の趣旨である。もちろん直感に従って自然に出てくる言葉とまったく逆のことを常に語るべきである、と主張しているわけではない。療法家が最終的にどのような言葉を選んで患者に告げるべきかは実に複雑な問題である。しかし言葉を選ぶ段階では、無反省に自然と出てくる考えを常に批判的に検討しなくてはならないのだ。

    (以下略)