岡野憲一郎のブログ:気弱な精神科医 Ken Okano. A Blog of an insecure psychiatrist
精神科医が日常的な思いつきを綴ってみる
2012年2月13日月曜日
心得17.療法家は「楽しい」治療を心がけよ
「楽しい」治療を心がけよ、と言うと必ず反論が聞かれる。「治療は楽しいはずはない。自分に関する真実に直面する苦痛なプロセスのはずである。」しかし、だから・・・なのである。苦痛に満ちたプロセスであるからこそ、治療設定が快適さに欠けて冷酷なものであれば、それこそそれ自体が外傷的になってしまいかねないのである。
(以下略)
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