2012年1月31日火曜日

心得8.事例

ある患者さんの飼っていた犬の話を聞いた。19歳11ヶ月で亡くなったという。家のチビはまだ(?)15歳になっていない。まだ一瞬だったら走ることも出来る。しかし耳はもう全く聞こえず、抜け毛も激しい。カンザスに住んでいたころ、近くの空き地に散歩に連れて行っていたころを思い出す。はるか遠くまで行っていたチビの名前を呼ぶと、まっしぐらに駆けてきたチビ。チビは自分の老いをどのように自覚しているのだろう?

あるスーパーバイジー(30代前半、男性。臨床心理士)の話。

患者さんから恋愛関係の話を持ち出されると、自分でも動揺するのがわかります。私は実は女性と深い付き合いをしたことはありません。別にそれを友達どうしなどでは隠すことはなかったのですが、この仕事に就くようになり、患者さん達から恋愛や結婚に関する悩みを聞くようになり、自分自身が男女関係の話に疎いことをつくづく感じさせられています。

(以下略)