2011年8月27日土曜日

対人恐怖とは?(1)


また予定が違ってしまった。「母親病」ではなく、「対人恐怖」ということになった。(何の話だ?)ということでまたこの場を借りることにする。



Q: なぜそもそも対人恐怖なんですか?
A: いや、私自身が対人恐怖気味なんです。つまり自分自身の問題ということで一番わかりやすいし、興味が持てるテーマなんですね。
Q: 先生自身が対人恐怖とおっしゃいますと?
A:いや、何をするにも恥ずかしかったですね。私は幼い頃は違ったんです。クラスでもひょうきん者ということになっていたんです。コメディアンとか言われていて、冗談を言って笑わせるのが好きというか。それが自然だったわけです。それが中学生になって、あれっ、と思うことが重なったんです。その頃ゲバゲバ90分という番組があって、その中にハナ肇とクレージーキャッツのハナ肇がヒッピーの姿で「あっと驚くタメゴロー!」というせりふを言うんですが、そのギャグが流行ったことがあるんです。これを聞いている人の大部分は何のことだかわからないだろうなあ。さびしいなあ。マアいいや,そこでひょうきんものの私が文化祭の寸劇でその役をやることになったんです。私はそれが問題なくこなせると思っていたのですが、リハーサルにクラスの皆を前にして私がそれを言う時になって、「あっムリ!」となったんです。これは対人恐怖の体験とは違うけれど、思春期の入り口にたって、それまでの自然体でひょうきんもののキャラが続けられなくなった。それからズドーンと内向的になっていくんです。そして人が怖くなった・・・・。
A:相変わらず自分の話ばかりですね。