この論考の推敲も長いが、少しずつ修正は続いている。ここで紹介するHPの日本語訳もより正確なものにした。
なお精神分析的精神療法の介入の仕方や頻度に関しては、国際精神分析協会や米国精神分析協会のホームページが最近の動向を反映していると見なすべきであろう。 米国精神分析協会APsAのホームページには以下のような記載が見られる。
「精神分析的精神療法の治療方法は精神分析の理論と技法に基づく。主たる相違点は、患者と分析家の会う頻度がより低く、時には週に一度のみであることである。精神分析と同様、セッションの頻度は患者のニーズに応じてカスタマイズすることが可能である。もう一つの相違点は、患者は治療者が視野に入らない形でカウチに横になるのではなく、通常は椅子に座り治療者との対面で行うことである。(令和7年5月20日にHPより転記https://apsa.org/about-psychoanalysis/#toggle-id-2)
<以下略>