2024年12月10日火曜日

JASD年次大会のこと

 一昨日12月8日は、日本解離学会の第1回大会であった。といっても10年以上毎年続けているものだが、JSSTD(国際解離トラウマ学会日本支部)という名前をこれ以上使えないという事情で(実は母体となるISSTDに連絡することなくこの名前を使っていた)、名前を新しくJASD(日本解離研究会)にしたので、この大会としては初めてである。ロゴ(下に示す)は私がテキトーに作ったものである。いまのところJASDでググっても、せいぜい出てくるのは「日本スポーツ歯科医学会」と「日本シヤッター・ドア協会」だけだと思っていたら、なんと3つ目に「日本解離研究会」が出てきた。こんなことでいいのだろうか。

今回は名前を変えたことにより、集客数が減るのではないかと心配したが、ふたを開けてみたら百数十名の参加があった。JSSTDという名前にひかれて参加される方はそれほど多くはなかったということか。招待講演で金吉晴先生に講義をしていただいたのもよかったかもしれない。「金効果」というわけである。柴山先生、私、金先生は大体世代が似ていることもあり、友達のような雰囲気でディスカッションなどもそれなりに盛り上がった。会の後は近くのイタリアンのレストランで懇親会。私は例によって柴山先生に似顔絵かき用のパッドを手渡して、嫌がる彼を説得して何人かの参加者の似顔絵を描いてもらった。絶妙にうまい。ということで今年も例年通りにぎやかに幕を下ろした。ようやく年を越せる気分である。