岡野憲一郎のブログ:気弱な精神科医 Ken Okano. A Blog of an insecure psychiatrist
精神科医が日常的な思いつきを綴ってみる
2015年9月26日土曜日
精神分析における「現実」を再定義する 推敲 2
臨床例
シンディ(仮名)は私がかつて精神分析的な治療を行った30歳代の女性
(
離婚歴あり、子供はなく、現在は無職
)
の患者である。彼女は慢性的な抑うつ気分と、異性関係を持つことの困難さを訴えて精神分析治療を求め、私との分析プロセスを開始した。
(中略)
シンディは私のことを、いつも自分を否定する母親のように「懲罰的」に感じたらしい。そこでセッションは終了になった。
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