2015年1月13日火曜日

ゆるい(3)

今朝、少し暖かい気がする。
昨日の勉強会は・・・・大変だった。普段考えていることを伝えているだけなのだが。


「ゆるい」の続き。

敢えて反論するならば・・・

「自分が多重人格だと装っているのではなく、そう思い込む」というのはどのような現象だろうか? 一種の錯誤、勘違いなのだろうか? たとえば自分を統合失調症であると「装っているのではなく、そう思い込む」人なら、そうでない理由をきちんと説明することでその誤った考えを捨てるかもしれない。そこには理路整然とした説明が功を奏するだろう。とすれば○○先生もそうすればいいだけのことであろう。ところが彼はそのような訴えについては相手にせず、そっけなく向き合うだけであるという。統合失調症と勘違いしている人にもそうするだろうか? 「装っているのではなく、そう思い込む」状態について理解しようとすると、結局一つの結論に至る。それはそのような状態は妄想に最も近いということである。そうならばそれを否定することも、それに乗ることも逆効果ということになる。それこそ素っ気ない態度をとることになろう。しかし○○先生はDIDを妄想とは考えていないようである。DIDと統合失調症などの精神病とは異なる病態であるという理解はあるからだ。