2014年12月9日火曜日

最新の解離(1)


やっと、大人の事情から解放されつつある。「最新の解離」を書いていくが、すでにこのブログで2度、3度と論じた内容を推敲していく。

まえがき

解離性障害に関する研究は日進月歩という印象を受ける。一方では生物学的研究が進み、他方では精神分析的な研究の進歩がみられる。それぞれを個別にみているとそれこそこちらが「解離」してしまいそうである。本書は私が日々の解離の臨床に携わる中でこれらのテーマについてできるだけ統合を図りつつそれを臨床に生かすことを目的とする。
  
以下略