岡野憲一郎のブログ:気弱な精神科医 Ken Okano. A Blog of an insecure psychiatrist
精神科医が日常的な思いつきを綴ってみる
2014年11月25日火曜日
発達障害と心理療法 (5)
メンタライゼーションを通して病理を知る
(省略)
解離傾向≒相手を思いやる傾向≒相手の気持ちが敏感にわか(りすぎ)る傾向。
それと逆の状況とは、
非解離傾向≒相手を思いやれない傾向≒相手に対する感謝の希薄さ≒相手を疑い、恨む傾向
そう、メンタライゼーションの重要な機能は、相手の親切心を読み取ることであり、その部分がないと、相手は自分を利用するだけの存在と見なしてしまうのである。
(私の中でもしばしばこれが起きるのを感じる。)
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