再び解離のテーマに戻ってきた。随分遠回りをしてきたような気がする。一番計算違いだったのは、「恥と自己愛トラウマ」だった。これは、私がいろいろなところに書いたエッセイをよせ集めたものだったが、読み直してみると、バラバラだった。アンソロジー、エッセイ集とはもともとそのようなものだが、読み手の立場に立った本とは言えないということを感じた。エッセイ集が売れるのは、名の通った書き手だけである。
そこで自己愛トラウマというタームをもとに全体を編みなおす形となったが、これにふた月以上かかったというわけである。
そこで自己愛トラウマというタームをもとに全体を編みなおす形となったが、これにふた月以上かかったというわけである。
ただし解離の治療論については、まあ覚えている方はいないかもしれないが、去年の夏くらいからせっせと書いていたのである。下地は出来ている。あとはそれを書き直していく作業だ。まあ、どうせ誰も読んでいないだろうが。