2011年1月13日木曜日

うーん、民主党で起きていることで、どうもわからないことがあった。民主党で起きているのは、内輪もめ、という批判があるが、党の執行部の決定に従わないという事態を是正しようとするのが、なぜ「内輪もめ」なのだろうか?これは私のアメリカ体験が大きいのかもしれないが、組織の長や上層部にある人が決定したことに下が従わないということは、あってはいけないし、その事態を放置することはその上層部そのものに問題があることになるし、その組織そのものの正当性を否定することにもなる。小沢さんは国民の前で説明しなければならない。それは世論の多くが支持していることである。内閣総理大臣でもある菅さんがそのように指示したことに従わないという小沢さんの態度に対して断固たる態度を取らないことがおかしい。それは世論の多くも同意していることだ。何を菅さんは恐れているのか・・・・。と思っていたので、今の彼の動きは非常に納得が行く。ただしこれは現在の民主党という様々な矛盾をはらんだ党が、その幾重にも絡んだ結び目の一つを解いたというだけに過ぎない。結び目の一つを特だけでこれだけ党内がもめて喧々諤々の議論が沸き起こっていることが、彼らの陥っている問題の深さを物語っているようだ。