イッカク再登場! |
イッカクの槍は実は片方の歯(おそらく犬歯?)だけが巨大に伸びたものであり、もともと神経が通っていたものだ。そう、私たちの歯と同じだ。敏感なのである。そしてそれを魚の群れの中で振り回すわけだ。お、今3匹当たったぞ、などと感じられるのだろう。ところが一角を捕まえてそれを採集するために折る、という事は当然神経も切断される。すると神経を抜いた歯になるわけだが、私たちの多くは、神経を抜いた歯がいかにもろくなっているかを知っているだろう。(虫歯を経験した人ならわかる話だ。)要するにイッカクの槍はもともと神経が通っていない象牙や鹿の角などと違って、採集をした時点でどんどん脆くなって行ってしまうのである。ネットでは数十万の値がついているが、それでも集めている人はいるのかもしれないが。
しかしこんなことを知ったところで何の得にもならない。だからトリビアなのだ。
それにしても甘い物好きのイッカクが虫歯になったら大変だろう。クラウンを被せるとしても、相当高価なものになるだろう。
しかしこんなことを知ったところで何の得にもならない。だからトリビアなのだ。
それにしても甘い物好きのイッカクが虫歯になったら大変だろう。クラウンを被せるとしても、相当高価なものになるだろう。