2013年11月30日土曜日

小此木先生の思い出(8)

今日は徳島に出張できている。
そのフロントにパソコンがあるのだ。
このブログは、私の自己満足だが、人を傷つけることを意図してはいない。そのような誤解は最も悲しいことだ。そう感じる方は、どうぞご覧にならないでいただきたい。

小此木先生が当時どのような苦労をされていたのかも、興味深かった。患者の中には先生の病状を知り、あるいは敏感に察知し、非常に心配するものも現れたという。ある統合失調症の患者さんは、ご様子が悪くなった小此木先生の外来で、「あなたは小此木先生ではない!」と言い張り、これには先生も参ってしまったという。そして治療者が自分の病状をどこまで伝えるか、というテーマは、自己開示について考える際に非常に重要なテーマであるとおっしゃった。(以下略)