2011年6月9日木曜日

菅さんの退陣論

私は政治音痴なので、菅さんの退陣論が今ひとつよくわからない。「メルトダウンを防げなかったから危機管理能力がない。」と言ったってねぇ。危機では誰でも慌ているし、あとからだったらまわりは何とでも言えるし・・・。浜岡原発の中止なんて、「英断」だったかも知れないのに。
人間はそばにいないと評価ができないことがあるが、よほど一緒にやっている人にとっては菅さんはひどいんだろうか。そうかも知れない。そういう人いるよね。でも小泉さん(この人も宇宙人と言われたのに、政権はずいぶん長く続いた)以来、安倍さん、麻生さん、鳩山さんと、皆相当ヒドいヒドいと言われて短期間でやめているんだから。政治の世界にはそんな「ヒドい」人ばかりなのだろうか?
それにしても菅さんもあれだけ言われたらやめどきだと思わないのだろうか?いや不味い仕事をしたから、というのではなくて、理由はわからないがやめろやめろと言われているので。その力に逆らうなんて、疲れるだけじゃない。そのかわり「あなた方がベストと思える総理候補を選んだら、すぐに辞めますよ」とでも言えばいいのではないか?だってこの人にこそ任せようという人がいないのに、ただ「辞めろ」という声がだけが高まっているのが、私が一番腑に落ちない所だからだ。「それに菅さん辞めろ」という声が主流になってきたら、それに乗っているだけの付和雷同な人たちも問題だ。私には岡田幹事長の言っていることが一番理にかなっているように思うが。(でも彼の評価は下がっているという。)
私が次の総理に推したい候補は、枝野さんかな。