2011年6月1日水曜日

「政局」っておもしろい

私は相当無知なままでアメリカに渡ったのだろう。2004年に帰国してから学んだ概念や単語がやたら多い。「政局」というのもその一つだ。そう、小沢さんがその天性を発揮する分野である。「みのさん流」にいえば、「どうして政治家は国民をないがしろにして政局に走るのか、こんなに悲惨な暮らしを強いられている人たちがいるのに・・・・」となる(明らかに朝ズバの見過ぎである)。精神医学的に見たら、そんなの当たり前のことである。政治家とは自らが大衆のよき代表として先導する仕事を選んでいるということからして、自己愛人格(障害)である可能性が最も高く、当然のことながらそれぞれが自己愛的な満足を得るための駆け引きを行う。政治家にとって政局はその本性の一部といっていい。よき政治家、リーダーとは、政局に関心を持たない人ではなく、政局プラスアルファーの何かに情熱を注げる人だろう。そこが重要なのだ。そこで「何か」とは?・・・・