「ほぼ毎日ブログ」をいったん中止してみると、今度は「やっと月一」という以前のモードに戻りそうだから不思議である。
短期間にテレビとラジオに出てみた(たまたまそういう機会があっただけ)わけであるが、テレビはもうたくさんだ(誘いも別にない)が、ラジオは別という印象を持った。声だけだからリラックスできるし、それだけ話す内容に集中できる。視覚情報を介するテレビは、出る側も観る側も、あまりにも表面的なことにとらわれてしまう。
けさ私はNHKのテレビを見ていて、女性のキャスターの首の長さに気をとられて、何を報道しているのか聞き逃した。続いて枝野官房長官が映ったが、彼の耳たぶが外側に反り返っているのに気をとられて、また内容を聞き逃した。そんなものである。そして視覚的なメディアに登場する人間はそのような表面的なことに対する視聴者の反応に気をつけなくてはならなくなってしまう。私がテレビというメディアを胡散臭く思うのは、そういう側面もある。