岡野憲一郎のブログ:気弱な精神科医 Ken Okano. A Blog of an insecure psychiatrist
精神科医が日常的な思いつきを綴ってみる
2026年2月2日月曜日
ショア書評 ⑥
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第11章 母子アタッチメント関係の臨床評価を導くための調整理論の使用 (452) 「ほとんどの精神疾患は、以前考えられていたよりもずっと早い段階で発症する」とインセルはいう。胎内及び出生直後の養育者との関係が、乳児のゲノムのエピジェネティックな変化を起こすという知見はもっとも...
2026年2月1日日曜日
レマ書評 ⑤
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第5章 持って生まれた身体と自分そのものである身体 私が特に難解さを感じずに読めた章である。しかしそれは内容に同意したかという事とは別である。記述されたCさんの体験は痛々しく、男性の身体を持って生まれた人がSRS(性適合手術)(の失敗?)を通して感じる苦悩を実に見事に物語っ...
2026年1月31日土曜日
ショア書評 ⑤
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6章 アタッチメント、感情調整、発達途上の右脳 (ほぼ省略) (288)母親の新生児に引き起こす陽性感情が重要である。「母親が申請時に対して引き起こす要請感情は、人間の行動の感情の風景の中で最も強力で進化的に保存されている陽性感情の一つかもしれない」。つまり母親は乳児の陰性感...
2026年1月30日金曜日
ジャネ書評 ⑤
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第8章 PJのホリスティックプロジェクト ① (161)少なくともジャネはいわゆる「ポリサイキズム」にくみしていたとみられる記述。「脳内で生成されるすべての心理的現象は・・・・あるいは多少なりとも完全にグループ化され、新しいシステムを作る傾向がある(Janet, 1901, ...
2026年1月29日木曜日
ショア書評 ④
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第4章 右脳の感情調整 (152)ショアの業績の一つの特徴は自分の研究をフロイトに基礎づけていることである。フロイトが論じていた無意識は要するに右脳の暗黙的自己なのだ、という提言がそれである。これがすなわちショアの「全方位外交」的アプローチである。 第5章 治療的エナクトメ...
2026年1月28日水曜日
レマ書評 ④
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第1章 羨望と母体 最近非常に頻繁に行われることの多い美容整形がテーマに掲げられている。(42)美容整形の手術を求める人たちのメンタルヘルスの有病率が高いという所見は確かに気がかりなことだ。しかしもう一つ重要なことは昨今のSNSばやりでバエることが再生数にもつながるとした...
2026年1月27日火曜日
ジャネ書評 ④
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第6章 ジャネからフェレンチ、ブロンバーグへ (119)フロイトが解離の発見をどうして放置したかはいまだに解明されていないという。ジャネの貢献は「精神力動診断マニュアルPDM-2)に反映されている、という事だがこの本、案外手に入れにくく、調べられていない。 (121~124)...
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