岡野憲一郎のブログ:気弱な精神科医 Ken Okano. A Blog of an insecure psychiatrist

精神科医が日常的な思いつきを綴ってみる

2025年1月11日土曜日

「週一回分析的サイコセラピー」書評 ほぼ最終形

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結局以下のような形にまとめた。でも字数は大幅にオーバーしている。あと1,2回手を入れる必要アリ。それにしても今回も非常に勉強させていただいた。   本書は2017年に発刊された「週一回サイコセラピー序説」(北山修、高野晶編)の内容を受けた形で新たに編集され、出版された著書として位...
2025年1月10日金曜日

「週1回 分析的サイコセラピー」書評 8

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   次に高野晶氏の論考であるが、彼女が長年週一回精神療法について論じていることはよく知られる。それは彼女が精神分析協会の中で、そして彼女のスタンスが、より常識的であることは、たとえば第12章「医療における週一回スピリットと技法」などを読むと明らかだ。「常識的」というのはいい意味...
2025年1月9日木曜日

週一回分析的サイコセラピー」書評 その7

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   そこで手始めに岡田論文を読んでみる。彼は2017年の「週一回サイコセラピー序説」の中で「週一回の精神分析的精神療法におけるリズム性について」について書いている。(ちなみにこの本には、私も一章書かせてもらっている。)そして本書(2024年)では「週一回におけるヒアアンドナウの...
2025年1月8日水曜日

「週1回 分析的サイコセラピー」書評 6

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   どうやら山崎氏の狙いは、POSTはそれとして、やはり「分析的」の独自の在り方を模索しているようである。そして平行移動仮説の棄却に屈せず、それでも何とか分析的になれないかという点を考えあぐねているようだ。そして改めて見直すと、「分析的」にはそれなりの特徴があり、現実的であるこ...
2025年1月7日火曜日

「週一回サイコセラピー」書評 5

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  ということで山崎論文「週一回とは何か?」について。彼の文章を読むとよい書き手であり、読みやすい文章を書く人であることがわかる。彼のこの論文で、「週一回」の議論の流れがよくわかる。少しまとめるつもりで読もう。もうこうなると書評の上限1200字はどうでもいい。 この週一回の議論、...
2025年1月6日月曜日

「週1回 分析的サイコセラピー」書評 4

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  私の実感では、本書の多くの章が、この藤山氏の提言を受け、「それはそうだけれど…でも…」という論調で自説を展開しているように思える。というのもこの藤山説はある意味では難攻不落な説と言えるからだ。それは精神分析的にはあまりに正論だからである。それにしてもどうしてそうなったのだろう...
2025年1月5日日曜日

「週1回 分析的サイコセラピー」書評 3

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  次に第4章、「関係性以前の接触のインパクト」(藤山直樹)を読んでみる。藤山氏はいわばこの「週一回」の議論の火付け役である。彼は2014年に精神分析学会の会長を退く際の「会長講演」で、彼の有名な「平行移動仮説」を提唱した。それは週4回以上の精神分析の実践により意味を持つ「関係性...
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自己紹介

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ken Okano
1956 Born in Chiba, Japan. 1982 Graduated from Tokyo Univ.Med.School. 1989~1993 Trained at Menninger School of Psychiatry. 2000. Board Certified psychiatrist in US. 2004~2014 Professor at International University of Health and Welfare, Tokyo. 2014~ Professor at Kyoto University, Graduate School
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