岡野憲一郎のブログ:気弱な精神科医 Ken Okano. A Blog of an insecure psychiatrist

精神科医が日常的な思いつきを綴ってみる

2013年4月18日木曜日

DSM-5と解離性障害(15)

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 ところでここまで憑依タイプのDIDについて論じていながら、書き忘れたことがある。実はこの概念、DSM-IVの「付記 appendix」 には登場していたのだ。ICDに同様のカテゴリーがあるのは知っていたが、DSMにも付記としてはこの概念が提唱されていたのである。それはより正確...
2013年4月17日水曜日

DSM-5と解離性障害(14)

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  されこれらの議論から、世界全体に存在する DID の分類に関して、ひとつの重要な示唆が与えられることになる。それは DID を「憑依タイプ」と、「非・憑依タイプ」とに分けるという考えである。そして両者は排他的ではない。つまり私たちが「通常」の DID と理解している「非・...
2013年4月16日火曜日

DSM-5と解離性障害(13)

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ボストンで爆発事故があったそうだ。おそらくテロなのであろう。ひどいことを考える人間がいるものだ。    病的憑依の話の続きである。この論文によれば、病的憑依の報告は世界の多くの国で報告されているという。それらは中国、インド、トルコ、イラン、シンガポール、プエルトリコ、ウ...
2013年4月15日月曜日

DSM-5と解離性障害(12)

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昨日は強風で、アクアラインが通行止めになるかとさえ危惧した。今日は一転して穏やかな日和である。 本格的に Dissociative Disorders in DSM-5 Annual Review of Clinical Psychology, 2013, 299-326...
2013年4月14日日曜日

DSM-5と解離性障害(11)

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北の国の挑発についてのニュースを聞くと、つくづくこの世は弱肉強食の世界だと痛感する。ネットで不穏な予告をしただけでつかまってしまう安全な日本という社会(でも凶悪犯罪、詐欺などにも頻繁に耳にすることも事実だが)を一歩出ると、そこはrules of jungleが支配する世界であ...
2013年4月13日土曜日

DSM-5と解離性障害(10)

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  本論文も終盤に向かうが、重要な情報が多く、その分逐語訳的になっていく。 ( 読者完全無視! )  最近の研究では、解離性障害の医療経済的な意味が問われているという。これも前論文にも紹介された 2010 年の New England Journal of Medcince ...
2013年4月12日金曜日

DSM-5と解離性障害(9)

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読者の関心一切無視の記述が続く。 引き続き同じ論文を読んでいく。 エビデンスに基づく研究成果もさらにいくつか紹介されていてそれなりに参考になる。解離尺度を用いた研究では、精神療法を受けたケースで、そうでない場合に比べて明らかな解離の低下が見られるという報告。それともう一つ...
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自己紹介

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ken Okano
1956 Born in Chiba, Japan. 1982 Graduated from Tokyo Univ.Med.School. 1989~1993 Trained at Menninger School of Psychiatry. 2000. Board Certified psychiatrist in US. 2004~2014 Professor at International University of Health and Welfare, Tokyo. 2014~ Professor at Kyoto University, Graduate School
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