岡野憲一郎のブログ:気弱な精神科医 Ken Okano. A Blog of an insecure psychiatrist
精神科医が日常的な思いつきを綴ってみる
2024年7月13日土曜日
「トラウマ本」第14章 トラウマと心身相関の問題 加筆部分 4
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転換性障害の診断基準の見直し ここで改めて転換性障害の診断基準がどの様に移り変わったかをまとめて表に示したい。 症状が神経学的に説明出来ない 心理的要因(心因 )の存在 症状形成が作為的でない 疾病利得が存在 DSM- Ⅲ 〇 〇 〇 〇 DSM-IV 〇 〇 〇 問わな...
2024年7月12日金曜日
「トラウマ本」第14章 トラウマと心身相関の問題 加筆部分 3
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この項目、もう何度書き直したことか… 転換性障害 消えゆく「転換性障害」という診断名 MUSに属する疾患の筆頭に挙げられるのは、いわゆる転換性障害であろう。ただし実は以下に述べる事情の為に、最近ではFND(functional neurological disorde...
2024年7月11日木曜日
「トラウマ本」第14章 トラウマと心身相関の問題 加筆部分 2
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依然として存在するMUSへの偏見 ところでかつてヒステリーに向けられ、MUSにもある程度は向けられている偏見、すなわちその訴えは「気のせい」であって、一種の自作自演であり、その訴えは周囲の注意を惹くために誇張されているものと考えられる傾向は一体何に由来するのだろうか? それ...
2024年7月10日水曜日
「トラウマ本」第14章 トラウマと心身相関の問題 加筆訂正部分 1
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推敲のつもりで読み直したら、グダグダだった・・・・・。ほぼ書き直しだ。 「MUS」はヒステリーの現代版か? 本章ではトラウマと現代的な心身相関問題というテーマで論じる。 まずは「MUS」という概念の話から始めよう。これは「 医学的に説明できない障害 medically u...
2024年7月9日火曜日
PDの臨床教育 推敲 14
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さて特性論で付け加えておかなくてはならないのが、 ICDでは以上の5つに加えて「ボーダーラインパターン」なるものが加わるのだ。つまりボーダー的であることを一種の特性のようにして扱っているのだ。それが証拠に他の特性と同様6D11. … というコード名を冠している。 名誉特性?...
2024年7月8日月曜日
PDの臨床教育 推敲 13
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昨日は表を作るだけで終わってしまったが、DSM-5とICD-11の違いは微妙だ。たとえば同調性⇔対立という軸の代わりに、好社会性⇔非社会性が入っていることだ。これは似てはいるものの、同一のこととは言えないであろう。前者(DSM-5)は要するに人とどれほど対立するか、という問題だ...
2024年7月7日日曜日
PDの臨床教育 推敲 12
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いよいよ表を作ってみた。DSM-5とICD-11 はほぼ一致しているが、異なっている部分は茶色で表示してある。(どうしてこういう表をだれか作ってくれないのだろう?) DSM-5の特性 砕けた表現(岡野) ICD-11の特性 情緒安定性 ⇔ 否定的感情...
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