岡野憲一郎のブログ:気弱な精神科医 Ken Okano. A Blog of an insecure psychiatrist
精神科医が日常的な思いつきを綴ってみる
2022年3月31日木曜日
他者性について その53 混線状態について追記する
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ちなみに新しいICDの診断基準(ICD-11,World Health Organization)には、新しく「部分的解離性同一性障害 partial dissociative identity disorder」という基準が加わりました。これも少し長いのでPDIDと書き表すこ...
事典項目
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これまで事典、ハンドブック、叢書の類に書いたものを纏める必要が生じた。 「解離」精神分析事典 . 岩崎学術出版社 .2002 年 「解離」「解離性健忘」「解離性昏迷」「解離性遁走」「解離ヒステリー」「多重人格」 現代精神医学事典 . 弘文堂 . 2011 年 「多重人格障害」...
2022年3月30日水曜日
他者性について その52 書き起こしは続く
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私は最近ある DID の女性の患者さんから聞いた言葉が忘れられません。その方は自分がいくつかの人格があるという事を母親には絶対知られたくないというのです。「どうしてですか?」と聞くと、「そうすることで 母親が私のことを分かったつもりになって欲しくない。それだけは絶対嫌だ 。...
2022年3月29日火曜日
他者性について その51 書き起こしは続く
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なぜ他者の問題が重要なのか? ではどうしてこの一般的に論じられることが少ない「他者」についての議論が必要かということについて最後に述べさせていただきます。結論から言えば、それは私たちが生きていくうえで他者を絶対に必要としているからです。というのも私たちは他者から承認されな...
2022年3月28日月曜日
他者性について その50 「混線状態」について、うまく書けない
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人格同士の混線状態 ところで人格さん同士がしばしば体験する「混線状態」についてここで考えたいと思います。この混線状態は人格AとBはお互いに他者であるという事実を認める上での最大の障害になっているのではないかと思います。結論から言えば、人格AとBは他者同志であるがゆえに混線す...
2022年3月27日日曜日
他者性 その50 統合失調症との関連で、追記した。
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ともかく私がここで言おうとしているのは、解離性障害とは自分の脳の中にいくつかの他者が成立している状態であるという事です。そしてそれは統合失調症における他者性の病理とはかなり異なります。統合失調により聞こえてくる幻聴は、それにより自己が侵食されるような状態、いわゆる深刻な自我...
2022年3月26日土曜日
他者性 その49
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ともかく私がここで言おうとしているのは、解離性障害とは自分の脳の中にいくつかの他者が成立している状態であるという事です。そしてそれは統合失調症における他者性の病理とはかなり異なります。統合失調により聞こえてくる幻聴は、それにより自己が侵食されるような状態、いわゆる深刻な自我障...
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