岡野憲一郎のブログ:気弱な精神科医 Ken Okano. A Blog of an insecure psychiatrist
精神科医が日常的な思いつきを綴ってみる
2018年6月30日土曜日
SP 論文書き直し 3
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1. Theoretical review regarding SPs The nature and characteristic of SPs have been described and discussed by major authors. In his cl...
2018年6月29日金曜日
SP論文 書き直し 2
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SP論文とは、「shadowy personality 影のような人格、黒幕人格」という概念について英語でまとめているものであるが、書き直しが必要になった。以下は追加、ないし書き直しの部分。 ところで shadow ということでユングの「影」を思い起こす。ところがそのユング...
2018年6月28日木曜日
SP 論文書き直し 1
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… In the other state she hallucinated and was ‘naughty’—that is to say, she was abusive, used to throw the cushions at people, so far as th...
2018年6月27日水曜日
解離の本 31
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妊娠と出産について DID を呈して受診する患者さんの多くは十代、二十代の女性であり、パートナーや配偶者を得て妊娠や出産を経験する機会が訪れることも少なくありません。解離の治療が進み、それぞれの人格が安定を取り戻した場合に、妊娠、出産を考える場合も少なくありません。あ...
2018年6月26日火曜日
解離の本 30
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2-3.中期~後期の課題 次に中期から後期の治療における課題について述べましょう。 人格の交代が目まぐるしく起きなくなると、患者さんの日常生活は、一見穏やかになります。治療が進んだ際の特徴の一つは、主たる人格が様々な感情を徐々に体験し、ないし表現できるようになること...
2018年6月25日月曜日
解離の本 29
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2-2.トラウマに向かい合う 過去にトラウマを体験している患者との治療は、時には困難を有します。性被害にあった女性患者に男性恐怖の症状が現れ、暴力を受けた患者が体の痛みを覚えるなど、当時の体験に直接関連する症状の訴えは少なくありません。治療中のセッションでフラッシュバッ...
2018年6月24日日曜日
解離の本 28
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主要メンバーとの出会い-患者さんの世界で何が起きているのか 治療が開始され、治療関係が形成されていった段階で、一体患者さんの世界で何が起きているのかを把握する必要があります。どのような主要メンバーがいて、いつどのような状況で人格の交代が起きているのか。どの人格のど...
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