岡野憲一郎のブログ:気弱な精神科医 Ken Okano. A Blog of an insecure psychiatrist

精神科医が日常的な思いつきを綴ってみる

2017年10月8日日曜日

精神療法と倫理 推敲 ②

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米国心理学会の動向 精神療法における倫理を考える上で一つの参考になるのが、米国心理学会の動きである。米国においては精神分析に先駆けて 1950 年代には ethics code 倫理原則を作成する動きが生じていた。 これは第二次大戦で臨床に多く携わった結果として生じ...
2017年10月7日土曜日

日本における対人ストレス 推敲 ①

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日本文化や日本社会における人々の関係のあり方は、これまで様々に形容されてきた。それは恥の文化と称されたり(ベネディクト)、甘えの社会(土居)と理解されたりする。また一般的に人々は和を好み、争いごとを避ける傾向にあるという指摘も多い。私はこのような特徴を対人間の敏感さと受け身性と...
2017年10月6日金曜日

学びほぐす 追加分 3

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学びほぐしが必要な決定的な理由 この点は特に強調したいと思います。どの理論を学ぶにしても、その理論はその論者が隠したいこと、防衛したいことを反映している可能性があります。(そういう私も実はそうしているかもしれません。)フロイト自身の理論にもクラインの理論にも、盲点があり、防...
2017年10月5日木曜日

学びほぐす 追加分 2

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脱学習とは ここで脱学習という概念に触れておかなくてはなりません。ヘレンケラーは、私は大学で沢山学んだが、そのあと沢山unlearn 学びほぐさなくてはならなかった。さてこの脱学習の難しさは何か。誰も教えてくれない。教えられたならば、その教えてくれた人をlearn する...
2017年10月4日水曜日

精神療法と倫理 推敲 ①

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それに呼応するように、米国精神分析協会の倫理綱領には以下の項目がある。 分析家としての能力 ●自分が訓練を受けた範囲内でのみ治療行為を行う。 ●理論や技法がどのように移り変わっているかを十分知っておかなくてはならない。 ●分析家は必要に応じて他の分野の専門家、たとえば...

学びほぐす 追加分 1

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考えてみれば、精神療法という広い世界の中で唱えられていることは、その療法ごとに極めて異なるということはむしろ当たり前と言えるのではないでしょうか? 一方では無意識の意義を重んじ ( 精神分析 ) 、他方では意識レベルでの認知を重んじる ( 認知療法 ) といった具合です。この間...
2017年10月3日火曜日

日本における対人ストレス (6)

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「甘える amaeru-ing 」―「甘やかす  spoiling 」の研究 このテーマに関連して、上記のテーマの研究が存在する。甘えさせるとは似て非なる「甘やかす」が「甘やかすー甘やかされる」の関係は、通常の「甘えるー甘えさせる」と違い、「親の側の都合で甘えさせる」という...
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自己紹介

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ken Okano
1956 Born in Chiba, Japan. 1982 Graduated from Tokyo Univ.Med.School. 1989~1993 Trained at Menninger School of Psychiatry. 2000. Board Certified psychiatrist in US. 2004~2014 Professor at International University of Health and Welfare, Tokyo. 2014~ Professor at Kyoto University, Graduate School
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