岡野憲一郎のブログ:気弱な精神科医 Ken Okano. A Blog of an insecure psychiatrist

精神科医が日常的な思いつきを綴ってみる

2017年4月30日日曜日

神経科学と心理療法 最終稿

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頑張って仕上げた。富樫さんを引用させてもらった。頼もしい分析家である。             神経科学と心理療法  近年の神経科学の発展には目覚ましいものがある。PET(陽電子放射断層撮影)やfMRI(磁気共鳴機能画像法)等の脳機能イメージングの技術の発展とともに、得られる実...
2017年4月29日土曜日

父の思い出 2

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(承前)  その数年前の話を少し書いてみたい。  ある日お彼岸を過ぎた日曜日に妻と一緒に父親を訪ねた。場所はアクアラインを渡って遠くないため、渋滞に見舞われなければ一時間足らずでいくことが出来る。(運悪く渋滞に巻きこまれると…4時間、ということがかつてあった。)部屋を訪れると、父...
2017年4月28日金曜日

父の思い出 1

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   先日4月20日は父親の命日だが、久しぶりに墓参りをしていろいろ思い出すことがあった。父親は数年前のこの日の早朝に突然亡くなったが、もう90歳近くでかなり老衰が進んでいた。(この時は故人の強い遺志で完全密葬にしたので、実はどなたにも公表しなかった。)  亡くなる2,3年前は、...
2017年4月27日木曜日

書評:精神分析における関係性理論 ②

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4月17日以来書いていなかった書評を書き終えた。イヤー、勉強になったなあ。 (承前)  「第3章 関係性理論は心理療法の実践をいかに変えるか――古典的自我心理学と比較して」では、関係論的な枠組みにより治療がどのように変わるかについての具体的な論述がある。それは自由連想や解...
2017年4月26日水曜日

共感と解釈 ③

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 そこで私はもう一つのタイプのモティベーションとして、2.「説明してもらう」が登場する。これはある意味では治療者をより本格的な精神療法過程へと引き込むことになる。これは要するに自分に起きていることを、言葉で表現することで頭に収めたいということだが、要するに物事の因果関係を明らかに...
2017年4月25日火曜日

トラウマと精神分析 ④

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 第3点目は、解離症状を積極的に扱うという姿勢である。これに関しては、最近になって、精神分析の中でも見られる傾向であるが、フロイトが解離に対して懐疑的な姿勢を取ったこともあり、なかなか一般の理解を得られないのも事実である。解離を扱う際の一つの指針として挙げられるのは、患者の症状や...
2017年4月24日月曜日

トラウマと精神分析 ③

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 ということですでに示したこのカンバーグの文章のオリジナルを探したのだが、どうしても見つからないのだ! 私は幻の文章を読んだのだろうか?一番近そうな文章を探して、Otto F. Kernberg:Unconscious Conflict in the light of Conte...
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自己紹介

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ken Okano
1956 Born in Chiba, Japan. 1982 Graduated from Tokyo Univ.Med.School. 1989~1993 Trained at Menninger School of Psychiatry. 2000. Board Certified psychiatrist in US. 2004~2014 Professor at International University of Health and Welfare, Tokyo. 2014~ Professor at Kyoto University, Graduate School
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