岡野憲一郎のブログ:気弱な精神科医 Ken Okano. A Blog of an insecure psychiatrist

精神科医が日常的な思いつきを綴ってみる

2016年10月20日木曜日

ある講演 ⑥

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 父親から虐待されるというケースを考えた場合は、それを母親に言えない、あるいは母親がそれを取り合ってくれないということが起きます。また母親に虐待されたら、父親は仕事に忙しくて、それどころじゃないということで、話を聞いてくれず、結局気持ちを誰にも表現できない、ということが生じます...
2016年10月19日水曜日

ある講演 ⑤

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  最近ツンデレなんて言葉を聞きますが、ふつうはツンツンしてて澄ましている印象の人が、実は本当はこんなに感情豊かだった、とか、あるいはその逆とか。普段はとても優しいはずの人が、お酒を飲むとすごくねちねち意地悪になったり、暴力的になったりとかいう場合に、その人の心の別々の部分は一...
2016年10月18日火曜日

ある講演 ④

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 余談ですが、私はずっとアメリカにいたんで、 Windows 95 日本版というのを使ってたんです。あちらでコンピューターを買うと、インストールされているのは全部英語の Windows 95 なので、日本語など打てない。それで日本語版、 Windows 95 の J というのを...
2016年10月17日月曜日

ある講演 ③

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  ある講演 ③ (承前)  なぜそれが大事かというと、無意識が声を抑えてると考えると、「あなたが自分を表現したくない原因というのは一体、何なんでしょう。あなたが声を失ったのは、いつですか。そのとき何かがありましたか。あなたの過去にさかのぼって、いろいろ考えてみましょう。...
2016年10月16日日曜日

解離の概念および治療 ⑥、 退行 ⑧

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4)解離性同一性障害 DID の記述がこの論文の重要な部分となるが、以前に書いた論文から引用できる部分を探すことにする。(とても最初から書くのは大変だし、その意味もないだろう。)その DSM-5 だが、 DID の診断基準の A は次のような文で始まる。「 2 つ以上の明確...
2016年10月15日土曜日

ある講演 ②

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  ただ、この方の中には昔の自分というのが、心の中に言わば冷凍保存されていて、それがいきなり動きだして、本人はそれに当惑しているっていう部分がある。この部分は、この方は解離ではないとしても、解離的な心の現れる前兆というか、解離の世界に一歩、足を踏み入れてる状態というふうに感じる...
2016年10月14日金曜日

ある講演 ①、Toward the theory of “Dissociation with capital D” ⑭ 

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ある講演 1     よろしくお願いします。本当に皆さんが、解離の患者さんに会うことは少ないのかっていうと、案外そうでもないだろうなと思うんですね。昔、言われていた多重人格というのは、人格がいくつか存在するというような意味で、人によっては一般人口の 1 パーセント程...
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自己紹介

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ken Okano
1956 Born in Chiba, Japan. 1982 Graduated from Tokyo Univ.Med.School. 1989~1993 Trained at Menninger School of Psychiatry. 2000. Board Certified psychiatrist in US. 2004~2014 Professor at International University of Health and Welfare, Tokyo. 2014~ Professor at Kyoto University, Graduate School
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