岡野憲一郎のブログ:気弱な精神科医 Ken Okano. A Blog of an insecure psychiatrist
精神科医が日常的な思いつきを綴ってみる
2016年8月22日月曜日
推敲 11
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第 11 章 報酬系と集団での不正の問題 ここで応用問題である。たびたびニュースで話題となる、企業や団体の不正の問題。これをどのように考えるべきか。これは嘘か自己欺瞞とはどこが違うのだろうか? 人間社会はよほど不正が好きと見える。最近も M 自動車が会社ぐるみで ...
2016年8月21日日曜日
推敲 10 ②
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自己欺瞞を支える「自然に心から消えるに任せる」という機制 自己欺瞞を支えるのは何か? どうして 4 尾しか釣っていなかったことを忘れる事が出来るのだろうか?私の考えを示そう。 このような形での「忘却」は、忘れよう、忘れようと意図的な努力を行うのとは違い、きわめて...
2016年8月20日土曜日
推敲 10 ①
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第 10 章 自己欺瞞と報酬系の問題 「自己欺瞞」の心理 本章で、この「弱い嘘つき」と類似してはいるが、本質的に異なる現象を論じたい。それは「自己欺瞞」である。こちらの場合は、自分が嘘をついているという意識はさらに遠のく。自分が自分に嘘をついている、自分を偽っ...
2016年8月19日金曜日
推敲 9 ②
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アリエリーの説は結局「人は皆マイクロ・サイコパス」であるということであろうが、それをもっと単純化させ、「人間はある程度の自己欺瞞は、持っていて普通(正常)である」と言い換える事が出来よう。これが含むところは大きい。人が真っ正直であろうとした場合、その人はむしろ強迫的な性格であ...
2016年8月18日木曜日
推敲 9 ①
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第 9 章 嘘という名の快楽 2.―「弱い嘘」つきは人間の本性に根差す 本章から嘘と報酬系の問題について本格的に論じよう。 私は精神科の医師だが、人の心は知れば知るほど分からなくなっていく。わからないからこそ面白いというところもある。 その中でも興味がわくのは、人は...
2016年8月17日水曜日
推敲 8 ②
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「仮置き」という名の禁じ手 ところで OB 方さん事件の後、 私はなぜ研究の捏造が行われるのかについて興味を持っていた。 OB 方さんの「スタップ細胞」をめぐる一連の事件、そして東大や京大の医学部で最近生じていると報道されている論文の不正に関する報道を目にしながら、私...
2016年8月16日火曜日
推敲 8 ①
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第8章 嘘という名の快楽 虚言症の心理 「スタップ細胞はありまぁす」。という、うら若い女性の訴えるような声が会場に響いた。 2014 年 4 月9日、一連の騒動が一段落して二ヶ月ぶりに公の場に姿を見せた OB 方晴子氏。記者会見では動揺や緊張...
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