岡野憲一郎のブログ:気弱な精神科医 Ken Okano. A Blog of an insecure psychiatrist

精神科医が日常的な思いつきを綴ってみる

2010年9月30日木曜日

失敗学その18.  宮里藍に学ぶ

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昨日見ていた宮里藍についての番組(NHK)で、こんなシーンがあった。ゴルフの練習ラウンドで、第1打目が非常に短くバンカーに入ってしまった。ついてまわっていたキャスターが「あの失敗のショットをどう感じましたか?」と尋ねると、「いえ、失敗というわけではありません。事実ですから、それに...
2010年9月29日水曜日

精神分析 その1.私は「精神分析関係の人間」である

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クルム伊達。快挙だね。40歳といったら、人はあらゆる意味で体力に自信を失い始める時期ではないだろうか? 私は経歴からは、精神分析関係の世界に属している人間として扱われることが多い。私自身はあまりピンと来ないが、実際にアメリカでトレーニングを受けたり、日本で分析学会に属していたり...
2010年9月28日火曜日

二者関係 その1. 人と関わるということ

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 あれほど日本の政府関係者が「絶対謝らないぞ!」と言ったのだから、中国側からさぞかし反応があるのかと思いきや、そうでもないのだろうか?少なくとも私がチェックしているインターネット上のニュースには出てこない。その代わりに見つけた読売新聞(インターネット版)の記事。こんな風に言っても...
2010年9月27日月曜日

愛他性 その1. 二者関係と二国問題とは違う    もうこれでよしにしよう・・・・

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中国問題が依然として気になる。鳩山さんは「自分だったら中国側と、腹を割って話せたはずだ。」といったそうだが、ピントがかなりずれている。菅さんは、早速鳩山さんを特命大使として中国に派遣するべきだと思う。そして恩首相と会談してもらう。(断られなければ、であるが。)ただし忠告を忘れては...
2010年9月26日日曜日

治療論 その4.  バイザーからのメッセージは簡単には般化されない

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カタい話で申しわけない。バイジーや治療者の機能、ということで最近思っていることを書いてみる。しかしこれは教育にも養育にも関係した話である。 バイザーや親のメッセージの多くは、残念ながら般化される運命にはない。バイザーは口を酸っぱくしてバイジーを指導し、正しく教え導いているつもり...
2010年9月25日土曜日

日本人とは その1 

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すがすがしい一日、というより午後。今日は御茶ノ水で一日を過ごす。御茶ノ水駅はどうやら懸案のエレベーター工事に取り掛かるらしい。それはそうだろう。目の前に医科歯科と順天が聳え立っているのに、車椅子の人が乗降出来ないなんておかしな話だ。私の中学時代から現在まで、唯一ぜんぜん姿を変えて...
2010年9月24日金曜日

治療論 その3. 治療と言っても自分に行動療法

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おめでとう、10年連続200本安打。もう今年はこれでいいよ。巨人はもうこれからは無視。最初に期待させて後半の失速はひどい。ホームランばかりに頼るからだろう。本当の実力とは違う・・・などとグチを言いたくなるが、原監督もつらいだろうな。 自分に行動療法を施したら結構うまくいったとい...
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自己紹介

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ken Okano
1956 Born in Chiba, Japan. 1982 Graduated from Tokyo Univ.Med.School. 1989~1993 Trained at Menninger School of Psychiatry. 2000. Board Certified psychiatrist in US. 2004~2014 Professor at International University of Health and Welfare, Tokyo. 2014~ Professor at Kyoto University, Graduate School
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