岡野憲一郎のブログ:気弱な精神科医 Ken Okano. A Blog of an insecure psychiatrist
精神科医が日常的な思いつきを綴ってみる
2010年7月31日土曜日
失敗学 6 少し真面目な話
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残心の話は、臨床的にはいろいろ広がる。今日は少し真面目な話だ。 例えばカルテや臨床記録。私たちは通常は診療録が患者自身に読まれることを想定していない。しかしあるセラピストの診療録を読むことで、そのセラピストの持つ基本的な治療姿勢が伺えることがある。早い話が、いじわるな書き方をす...
2010年7月29日木曜日
失敗学 その4 残心は失敗学につながる
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私は武道などで言われる「残心」について決して深く理解しているという意識はないが、臨床的には非常によく体験する。またまたどうしても頼ってしまうwikipediaによれば、 「・・・・技を終えた後、力を緩めたりくつろいでいながらも注意を払っている状態を示す。また技と同時に終わって...
2010年7月28日水曜日
失敗学 その3
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ゆうパックが7月の初旬に遅れたことの理由が、今日の朝日新聞(インターネット版)にあった。失敗学の良い例である。 「・・・・ 遅配は「ゆうパック」が「ペリカン便」と統合した7月1日の直後 から発生。お中元シーズンの 出ばなに統合したことで取り扱い荷物量がほぼ倍増し、6日までに3...
2010年7月27日火曜日
加藤智大被告のこと、そして失敗学その2
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加藤智大被告が、「母親からの育てられ方が影響した」という証言をしたというニュースが今日流れた。精神科医としては複雑な心境。このメッセージが沢山の誤解をまねくのだろう。少なくとも「やはり母親の育て方か・・・・」という単純な考え方に陥る人が多く出ないことを望む。その上で言えば・・・・...
2010年7月26日月曜日
失敗学的な世界観 1
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今日から新しい話題である。失敗学。畑村洋太郎先生の創始した学問である。これも私がよく話すことなので、ゼミ生などは食傷気味かもしれない。でも私の世界はこれを中心に回っている(大袈裟か。)とにかく大事なテーマなのだ。 たとえば皆さんはこんなことを考えないか?安倍さんも、福田さんも...
2010年7月24日土曜日
おタクについて 11 さかなクンについての補足
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さかなクンについての話が、ちょっと尻切れのままだった。大学院のわがゼミでこの話をしたところ、M1の岡●君が,かつて彼が読んだというさかなクンの情緒あふれる文章について話した。それをあとでメールでまわしてくれたものが以下のものだ。(無断転用だが、さかなくんが作者であることは明記) ...
2010年7月23日金曜日
オタクについて 10 ダニエル・タメット氏の例
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実はもう一人私が期待しているASPさんがいる。こちらはかなり有名な人で,私は彼の本を読み,ユーチューブでその実際の表情や物腰を見て気に入った人だ。彼は実に優しく穏やかな印象をあたえるが,その持つサヴァンとしての能力はとてつもない。超能力といった感じがする。ダニエル・タメット31歳...
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