岡野憲一郎のブログ:気弱な精神科医 Ken Okano. A Blog of an insecure psychiatrist
精神科医が日常的な思いつきを綴ってみる
2010年6月30日水曜日
快感の条件2
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私たちは、「あ、そうか!」体験を大概心地よく感じる。そしてその体験とは、ある思考ともう一つの思考がつながった状態なのだ。映画や推理小説でも、話が展開していくうちに、前に出てきた伏線となるシーンが思い出され、「ああ、あそこがこう繋がっているんだ。」と感じることがある。たいがいはこれ...
2010年6月29日火曜日
快感の条件1
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快感の条件の一つは慣れと、新奇さの微妙なバランスである。例をあげよう。私たちはよほど音楽的な才能に恵まれていない限りは、初めて聞く楽曲に心を動かされることは少ない。たいてい何度か聞いて、サビの部分のメロディーを覚え始めるあたりから、それが気になるようになる。楽曲はおそらく20~3...
2010年6月28日月曜日
何が快感かは、人により全く違う
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何が美人の基準化には様々な議論があるが、それは何らかの形での調和性を備え、快感中枢を刺激するのであろう。その調和性としては、例えば左右対称であるという点は重要だったりする。美人や美男の顔をコンピューターで操作して、片側だけ拡大した顔を作ってみればすぐにわかるだろう。また美形の基本...
2010年6月27日日曜日
Win-win の原則 -快楽原則的な人間関係の基礎
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私は3年余り前から、「教師」となったわけだが、これも結構悪く無いと思うようになってきている。それまだはもっぱら「主治医」だった。主治医としてあることには慣れているが、「教師」には時間が少しかかった。しかしわかったことは、患者さんも学生も同じだ、ということである。これはもちろん聞き...
2010年6月25日金曜日
初めての試み
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昨日は私の勤務先の大学院のゼミで、このブログのことが話題になった。彼らは自分たちのことをかかれることにまんざらでもなさそうである.しかしそれだけにブログで彼らのことを話題にすることには非常に微妙な問題が生じるということを感じた。実際にしたことはまだないが、何事も実験精神は必要であ...
2010年6月24日木曜日
(続き)
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気象モデルが心のモデルとどのようにつながるのか、という点は分かりにくいかもしれない。しかし気象現象を一つの流体の動きと考えると少しわかりやすい。コップの中に入っている水を攪拌し、その動きをみる。100回試してみると、100回とも異なった水の動きを見せるだろう。攪拌棒の動きをほぼ同...
2010年6月22日火曜日
(続き)
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私の体験では、新しい発想を得る前に、ある概念が「気になる」ことがしばらく続く。私にとって「カオス」と言う言葉が気になり出したのは、1990年代の終わりころだろうか?外傷理論に関する考察が増え、そのあまりの「反精神分析」的な考え方に嬉し涙を流していたころである(ジョーダンである)。...
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