Cさんの意見について考えていく内に、面白い問いに行き当たった。「AIは自由連想が可能か?」もちろん否、ということになるだろうか。なぜなら人間には無意識があり、AIにはないから。そしてAIは目的志向だから、自由な連想などできないであろうから。 では人間の自由連想は何に特徴づけられるのだろうか?それはCさんなりに言えば、「コード化されない過剰さ」が存在するのだが、それは私の理解では人間には欲望があるから。つまりあることを実現して快を得たい(不快を回避したい)から。しかしAIは心がないからどう考えても過剰さが生まれないのだ。しかしそれならなぜAIは自然で、冗談を言い(笑)、ウィットにとんだ発言が出来るのだろうか?
2026年9月2日水曜日
2026年9月1日火曜日
🔵人間の言語とAI言語は本質的に違うのか? 1
しばらくこの問題に取り組む必要が生じてしまった。Is human language fundamentally different from the language of AI?(人間の言語はAIのそれと本質的に異なるのか?)
というのも、とある学会でこのテーマについて発表する必要が生じているからである。ある精神分析な立場を取る人(仮にCさん、としよう)は「絶対に違う」、と言うだろう。
なぜならAIの言語はコード化され、目的が定められているから。そしてCさんはこういう。「人間の言語はコード化されていない過剰さ excess があり、それがAIにかけているのだ」となる。それに対する私の主張はこうだ。
それはよくわかる。確かにAIには空気が読めていないところがある。しかしAIには伸びしろがある。AIは最近メタファーとかジョークがわかるようになってきている。行間の読めるようになり、心の理論を備えている。そのせいもあり、かなり自然な会話が出来るようになっているのはその証拠ではないか。But if AI can understand irony, metaphor, jokes, slips, ambiguity, and meanings between the lines, is the difference really so absolute?
もっと言うと、AIは私たちの無意識に迫る力があるとさえ考えるのだ。なぜならAIは人間の言語の矛盾点を指摘し、明確化を迫ることで意識しない内容についても注意を向けてくれるからだ。