第4章.サイコパス的な自己愛者
ナルシシズムとは結局、他人に心を及ばせない病理という事が出来るかもしれない。それはその人自身の中にある問題というよりは、対人関係において初めて明らかになるような問題だ。
鏡に向かって髪型のセットに余念がない若者を想像してみよう。彼がそれを出掛ける前に何時間も行うとすれば、いかにもナルシシストと思われても仕方ないだろう。とはいえ、彼が他人に一切迷惑をかけないのであれば、それを誰も責められない。人は結局自分のことで必死なのだ。そうでない人は例外で、むしろ社会で不適応を起こしてしまうかもしれない。
以下略
鏡に向かって髪型のセットに余念がない若者を想像してみよう。彼がそれを出掛ける前に何時間も行うとすれば、いかにもナルシシストと思われても仕方ないだろう。とはいえ、彼が他人に一切迷惑をかけないのであれば、それを誰も責められない。人は結局自分のことで必死なのだ。そうでない人は例外で、むしろ社会で不適応を起こしてしまうかもしれない。
以下略